強烈なライバルの出現 

このブログのタイトルにもあるように、人間というのは自分が下手くそであるという事を自覚しないと進歩しないものである。

下手くそであるという自覚があるからこそ、課題もでき、目標もできるのだ。

ただ、なかなか自分が下手くそであるという事を教えてくれる人はいない。

人はたとえ自分が下手くそな事を自覚していたとしても、どこかで自分がうまいと思っている部分に頼って手を抜いてしまう。

いい指導者がいればうまく指摘してくれたり、課題を作ってくれたりするかもしれない。

しかし、いつもいつも100パーセントのがんばれる自分がいるわけではない。
やる気のおきない、モチベーションのあがらない時もある。
いつしかマンネリ化して同じ事を繰り返している事もある。

そんな時には

ライバルが必要だ。

自分よりもうまいライバルがいればそいつを追い抜こうと目標を高く持つ事ができる。
それは、自分の年上の兄弟であったり、父親であったり、プロのサッカー選手であったりするかもしれない。
ライバルの存在が驚くほどの能力を引き出す事がある。

中学の時、スポーツテストで1500m走というのがあった。
これを5分以内で走ると20点満点がもらえる。

僕は中学2年生くらいの時には5分を切るタイムで走っていた。
だが、学年ではいつも2番目だった。
一人もっと早いSがいたのだ。
いつも一番になれない自分がいた。

中3のとき、駅伝やマラソンが流行っていた。
確か、体育の先生も駅伝を指導していたので、授業で2回測定した。
タイムのトップ10が廊下に張り出されるのだ。
これに燃えた同学年の5人くらいが1500m走のタイムを競っていた。

みんな部活動で鍛えているので5分を切ってくる。
Sも僕もうかうかしていてはあっという間に5番手くらいに引きずり落とされてしまう。

最初の測定。
とりあえず僕はクラス内ではトップをキープできた(4クラスありSは他のクラスだった)。
タイムは4分50秒くらいだったと思う。
そこそこ満足なタイムだ。

しかし、その後Sが4分48秒位で走った事を聞かされる。
他の数人もずらりと5分を切るタイムが並んでいた。

これに燃えた僕は次の授業で4分42秒で走った。
これはさすがに抜けまい。
と思っていたら、
次の授業でSは4分40秒で走っていた。

信じられない。
結局今までのとおり僕は2番。Sは1番となった。

1500mのタイムを測ることはその後なかったからリベンジをする事はできなかった。
今測ったら死んでしまうな。
とても悔しかったが、5分の20点満点を目標にしていたらこの記録は出なかっただろう。

Sやその他のライバルがいたからこそ、ここまで引っ張り合ったのだと思う。

しかし、世の中にはまだまだ上がいる。
世界陸上などをみていると、女子でもこれくらいの記録は出すし、男子は3分代で走っている。

一生懸命やって、はじめてリアルに自分のまだまださがわかるというものだ。

あなたの周りにもきっといいライバルがいるはずだ。

最初から負けを認めたのではなんともつまらない。

いま自分が観念してしまっている相手がいたらライバルにして見なさい。
いなかったらライバルを探す修行に出るのもいいかもしれない。
[ 2008/06/06 07:46 ] メンタル | TB(0) | CM(2)

チームで一番になってしまうと個人的な成長という観点からは遠ざかってしまうことがありますよね。
今回の記事でライバルの必要性を改めて意識しました。
[ 2008/06/09 03:06 ] [ 編集 ]

ルイさん
はじめまして。
コメントありがとうございます。
ライバルは必要ですよね。
常に身近にライバル的存在を置いておきたいものです。
その為には今は負けを認めてしまっている相手を上手くライバルにしてしまう工夫が必要かもしれません。
切磋琢磨する相手とは心底からのいい友情が生まれると思います。
[ 2008/06/09 14:06 ] [ 編集 ]

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